―――――――『初心者からわかる車とバイクのメンテナンス』――――――――――――


カー・メンテ・アドバイザーの「てちこん!」です。



■ども、てちこんです。


さて、先日19日に休日上限1000円と、一部高速道路料金無料化実験が終了しましたね。



18,19日は駆け込み需要で、各行楽地へと向かう高速道路は大渋滞だったようでご苦労様でした。



でも、早朝夜間、深夜割引や通勤時間帯割引は継続されるみたいで、よかったです。



高速道路のPAに併設する「道の駅」からは「終了は痛手」と言った声が聞かれる一方で、
制度の対象外だったトラックのドライバーからは、「道もすいてくると思うので、物流するには
(休日1000円廃止は)いいと思う」といった声が聞かれたようですよ。



「休日料金上限1000円」と高速無料化実験の廃止によって捻出される財源約3500億円は、
東日本大震災の復興費用に充てられるそうです。



最近のニュースなどでの被災地の映像を見る限りでは、私がボランティアに参加した時と、大き
な違いはなさそうですね。



それでもライフラインである道路が問題なく通れるようになったり、仮設住宅の建設が進んでたり、
一歩一歩復興に向かってるようで嬉しく思います。



私も時間をとって、またボランティアに参加しなくては、と思っています。



休日上限1000円と、一部高速道路料金無料化実験の終了に伴って、東北圏の高速道路が無料になり
ます。



無料になるのは、被災者が運転または同乗する車。



料金所で自治体が発行する罹災証明書もしくは被災証明書と、身分証明書を提示する事が条件にな
ります。



尚、ETC車載器では、無料にはならないようですから、そこんところ気をつけてくださいね。






それから、企業では「停電でも消えない信号、全国拡大へ」と言う記事がありました。



停電時は電池(三洋の蓄電池使用)に蓄えた電力で信号を動かすことができるようですね。



1台のシステムを交差点に設置すれば、車用信号8機と歩行者用信号8機を2時間30分以上作動できる
そうです。



今年の夏の計画停電で、警察官が出動できない交差点などで効果を発揮しそうです。



でも、停電時間は3時間だから・・・



場所によっては、30分ほど無法地帯となってしまうわけですね・・・。



まぁ自動車は鉄の箱に守られているので、お互い気をつけていれば、事故になったとしても大した
事故にはならないでしょう。



問題なのは、歩行者、自転車、オートバイですよ。



1トンやそれ以上ある金属の塊に低速とはいえ、ぶつけられようものなら、軽くても怪我。

最悪は死亡事故になる可能性があります。



昼間や、雲ひとつ無い月明かりのある夜なら見通しもいいでしょうが、夏の突然の雷雨など夕方の
停電と重なったら、気をつけてもなかなか歩行者を確認するのは至難の業です。



そんな状況を想像しただけでも怖いです。



怖いけど、起こり得るんですよね。



もし、あなたがそんな状況に出くわしてしまったら、注意に注意を重ねて、慎重に運転してくださ
いね。




あなたが歩行者や自転車側だったら、自動車がこちらに気づいて停止するまで、無理に渡ろうとし
ないでください。



片側1車線なら、双方向の自動車が止まるまで・・・



片側2車線以上ある広い道路なら、停車している自動車の横から、こちらに気づいてない自動車が飛
び出してくることだってあります。



歩行者側も注意に注意を重ねて、慎重に道路を横断しましょう。






トヨタ自動車の株主総会が17日、愛知県豊田市の本社でありました。



豊田章男社長は東日本大震災の被災地について 「元通りになるまで時間がかかるが、自動車メーカ
ーにできることは、 これからも東北で車づくりを続けること。



雇用も含め長期的、継続的に地域に貢献したい」と発言されたようです。


トヨタは震災の影響で一時、国内の全工場の操業がストップ。



新美篤志副社長は部品調達網の回復に伴って、11月には全工場で 全車種の生産を正常化できると
の見通しを改めて示しました。



また、豊田社長は自動車産業は、貿易自由化の遅れや円高、 電力供給の不安など「六重苦」に苦し
められていると指摘。



「日本発のグローバル企業としては厳しい状況にあるが、 カイゼンの精神をもとに、各国、各地域
の声に真摯(しんし)に耳を 傾け、高い目標を実現していく」と述べたそうです。




被災地は建物だけでなく、家族、友人、財産、仕事を失ってしまった方が大勢います。



それでも残された人々は、これからを生きていかなくてはなりません。



生きていくには、お金が必要です。



何もなくなってしまったけども、地元に残りたいと思ってる人は大勢いることでしょう。



残っても仕事がなくては暮らしていけません。



その仕事を提供してくれるトヨタ自動車には感謝ですね。




トヨタだって工場が被害を受けてます。



トヨタの下請け会社だってそうです。



トヨタだけではなく、半導体メーカーの工場、他の自動車メーカーの工場や下請け会社、
地場産業もみんな被害を受けてます。




日本で生きていくには、地震、地震による津波、山が多いので土砂崩れや土石流、川が多い
ので洪水、火山活動などなど自然災害によるリスクは覚悟しなくてはいけないのですね。



だからといって海外に逃げても自然災害のリスクは減ることはあってもなくなる事はありま
せん。




逆に海外では日本では考えられなかったリスクもあります。



民族間の争い、人種差別、貧富の差による暴動、未だに灰色な国もあります。



それでも私達は生きていかなくてはいけないのです。



そして、ただ生きるのではなく、自分達の子供や、友人知人の子、そしてその子供たちの子。



その子供たちが安心して暮らしていける環境を今の私達大人が創っていってあげなければな
らないと思います。



この日本に生まれて、日本人としての誇りを持って世界の一員として活躍できるように。




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28日の夜に埼玉を出発して、29日たった1日ですがボランティアしてきました。


今回男女4名で行ってきました。

私のF社時代の後輩T君と、T君の今の仕事場の上司のSさん、T君の同僚のHさん。

Hさんは、彼氏さんが登山をするらしく、その影響で彼女も山ガール化したそうです。


今回夜に出発して車で仮眠をとることがきまっていたので、Hさんは寝袋持参していました。

さすがは山ガールだな、朝晩の石巻はまだまだ寒いですからね。


場所は、福島第一原発を通り過ぎて、宮城県まで北上して、松島も通り過ぎて石巻市まで行ってきました。

夜10時頃出発して、石巻に到着したのが朝4時頃でした。

一端石巻港の近くの待ち合わせ場所まで行きましたが、女性が一緒ということもあり、近くのコンビニにトイレと朝ごはんを求めて移動しました。

港から少しはいったところにローソンがやってました。

ローソンの駐車場で仮眠をとって(眠かったのに寝れなかった)、朝8時に待ち合わせ場所へ再び向かいました。


明るくなった待ち合わせ場所で目にした光景は・・・



初心者から解る車バイクのメカ構造-写真1


この建物は石巻合板工業さんの倉庫か工場かです。

詳しくはわかりません。

建物の上のほうに看板が残っていたので、石巻合板工業さんだということがわかりました。


津波の力で支柱が全て曲がっていて、外壁が上のほうを残してなくなっています。

地元のボランティア支援する方の説明では、外壁がなくなっている所の高さまで津波がきたそうです。

この建物から想像すると津波の高さは5~6mくらいでしょうか。


集合場所に集まったのは30人くらいでしょうか。

バイカーチーム7人くらいが少し到着が遅れるとのことだったので、全部で40人弱のボランティアの人達が集まりました。


リーダーの方がツイッターで被災者の方から受けた依頼内容によって、班分けしていき、私達4人も1件のお宅へ出発しました。

途中の景色はこんな感じです。



初心者から解る車バイクのメカ構造-写真4


初心者から解る車バイクのメカ構造-写真5


作業終了時刻が午後4時ということだけが決まっているだけで、あとは依頼主である被災者の方の指示に従って作業を進めていきます。

今回の依頼の内容は、店舗の中の家具や荷物を外に運び出すことと、荷物を運び出した後、店舗内のヘドロをかき出すことでした。


依頼主のお宅を探しに街中へ入ると、臭いが・・・

集合場所でも少し生臭い臭いと、水が腐ったような臭いがしてましたが、海が目の前ということあり、潮の香りもしてましたが、街中は潮の香りよりも悪臭が鼻をつくようになりました。

海から近い街中は、建物や車なんかも、どこの誰のものなのか、どこから流されてきたのか、原型を留めていない家屋や車もあちこちに散乱してました。

道路は片付けられていて、ちゃんと車が走行できるようになっていました。



初心者から解る車バイクのメカ構造-写真2


初心者から解る車バイクのメカ構造-写真3


荷物は依頼主の方があらかた出しててくれていたので、私達はヘドロをかき出すことに。

店舗の中に入ると、外と違って悪臭が室内に充満していて、息を吸うのもためらうくらいキツイ臭いでした。

小さい店舗でしたが、ヘドロは海水を含んでいて重く、足元はヘドロでツルツル。

なんとかスコップでかき出せるヘドロは全て外へ出すことが出来ましたが、この辺りは水がでないため、これ以上綺麗にすることはできませんでした。


次に、建物の外の土間に溜ったヘドロを一箇所に集める作業に取り掛かりました。

外は、津波によって運ばれた持ち主不明な色々なゴミが素直にヘドロをスコップですくわせてくれません。


給湯器、ブロック塀の壊れたブロック、瓦、本の塊、板、鉄パイプ、ビニールヒモ、社(やしろ)の屋根、金属片、どこかの会社の請求書の束、資料の束などなど、いっぱい流れ着いてました。

これらを4人で協力してどかしながら、黙々とヘドロをすくっては運び、すくっては運び、道路側に集めていきました。


見た目的に体力のなさそうなSさんはすでに、へろへろ状態でしたが、それでも頑張って作業してました。

Hさんも女性ながら、黙々と作業を続けてました。

依頼主の方もHさんと一緒にヘドロをすくう邪魔になる石ころや木片などの片付けを手伝ってくれてました。


ほどなくして、お昼になったので、休憩を取ることになりました。

私以外はみんな、コンビニのおにぎりやパンといった軽食でした。

私は小さいガスコンロで冷凍食品のエビピラフを炒めて食べたのですが・・・


これは大失敗でした。


この日は天気が良く、風もけっこうあったので、津波によって運ばれたヘドロの表面が乾燥し、風によって・・・

風がやんでいる時でも、目の前の道路を災害派遣の自衛隊のトラックや、復興に忙しく動いている地元のダンプなどが通ると、ほこりが舞い上がって・・・

なんとか温めることができて、お腹もいっぱいになりました。

次からは絶対におにぎりにしようと硬く心に誓いました!


1時か1時過ぎくらいでしょうか、作業再開です。

残りのヘドロの量を見ると、作業終了時刻の4時までに終わるのかな?

と、いう不安がみんなの頭をよぎります。

しかし、ボランティアで自ら進んで作業しにきたのだから、中途半端で終わらせるわけにはいきません。

みんな言葉には出さなかったけれど、その意思は行動に現れてました。

みんな良く頑張ったと本当に思います。

疲れていても、諦めないと会話もはずみ笑顔さえ出てくるものですね。


午後4時ぎりぎりで、なんとかヘドロを退治しました。

まるで計ったかのようにピッタリでした。



初心者から解る車バイクのメカ構造-写真8


作業が終了してから、依頼者の方と少しお話させてもらいました。

石原軍団の炊き出しに行きたかったんだけど、銀行とかにいかなくちゃだったから時間がなくてね。って。

言ってました。

今回私達がボランティアさせてもらった方は、店舗は屋根の上まで海水に漬かって、もう使用不可能。

そして、自宅ではないので、補助金がでないとのこと。

でも、自宅は少し離れたところにあって無事なので、住むところがある。

避難するときに車だったので、今でも車で移動することができる。

自宅が流されていないので、現金があって、車で買い物にも行ける。

友人や知人で亡くなった人はいるけど、身内はみんな無事。

依頼者の方も、自分は良いほうだと言ってました。

店舗はダメになったし、新しい建物は政府の規制で建てられないことになったけども、他の人達に比べたらね。って。


それでも、家や車が残った人に対して不公平さを感じる人もいるようでした。

自然災害という人の力ではどうにもならない未曾有の大災害。

不公平さを感じてもどうにもならないことは分かっているんでしょうけど、やりきれない思いがそうさせるのでしょうか。


ちなみにこの方の店舗の通りの反対側はこんなんです。



初心者から解る車バイクのメカ構造-写真6


初心者から解る車バイクのメカ構造-写真7



初心者から解る車バイクのメカ構造-写真9

帰り道でも何枚か撮りました。



初心者から解る車バイクのメカ構造-写真10


初心者から解る車バイクのメカ構造-写真13


初心者から解る車バイクのメカ構造-写真14


初心者から解る車バイクのメカ構造-写真15


ボランティアを引き受けてるインフォメーションセンターで、ゴールデンウィークの新規ボランティアの受け入れを中止しているらしいですね。

でもそれは、インフォメーションセンターのキャパシティーを越えてる為であって、決して現地でのボランティアが余ってるわけではありません。

今回私達が参加したのは、http://aoba-inc.seesaa.net/ です。

インフォメーションセンターがダメなら、4、5人のチームを作って、ツイッターなどで直接被災者の方からボランティアの要請を受ければいいんです。

現地では多種多様な依頼があります。

被害の大きさから見ても、依頼を1箇所で全てまとめることなんて出来ませんよね。

ただ、1人1台の車で行くと、現地での交通渋滞の原因になるので、できるだけ乗り合わせて行くようにしてください。

それこそツイッターなどで声掛け合って、一緒にいくのもいいでしょう。


初めてボランティアに参加するひとは、覚えといて欲しいことがあります。

それは、自分の身は自分で守る自己防衛、自分のことは自分でする自己完結です。

ボランティアに行ったのに、怪我や病気で現地の医療機関に余計な仕事を増やさないようにすると言うことと、

食べ物、飲み物、寝泊りする場所は自分で用意していくと言うことです。


被災地でもコンビニやファミレスなど食事ができるところはあります。

そういうところでの買い物や食事は良いですが、ボランティアが炊き出しを食べてはいけません。

自分で出したゴミは持ち帰る。

くれぐれも助けに行ったのに、助けられないようにしてくださいね。


最後に、ボランティアにいった方に頂いた「ささかま」です。

1件だけ被災から逃れられたそうです。



初心者から解る車バイクのメカ構造-写真16


帰りの車中でおいしくいただきました。

ありがとうございます。





追加



初心者から解る車バイクのメカ構造-写真11


初心者から解る車バイクのメカ構造-写真12

道路特定財源の行方の補足情報です。


道路特定財源=車にかかる税金


では、車にかかる税金はどんなものがあるのか。


少し調べてみました。




車の購入時に掛かる税金:消費税・自動車取得税


保有してるだけで掛かる税金:自動車税・軽自動車税・自動車重量税


車を使用した時に掛かる税金:揮発油税・地方道路税・軽油取引税・石油ガス税・消費税




車を購入して保有し、使用すると9種類もの税金を支払うことになります。



車は贅沢品?



さらに緊急を要する道路整備の為に設けられた暫定税率はと言うと・・・


自動車取得税・通常3% 暫定税率5%


自動車重量税(車重0.5トンにつき)・通常2500円 暫定税率6300円


ガソリン税(1リットルにつき)・通常28.7円 暫定税率53.8円


軽油取引税(1リットルにつき)・通常15.0円 暫定税率32.1円


さらに、軽油には軽油取引税を除いた軽油本体価格に消費税が課税されています。


対して、ガソリンにはガソリン本体価格にガソリン税が課税され、その合計に消費税が課税されています。


ガソリン税にも消費税が課税されているのです。




車は贅沢品なの?


車の所有者は裕福な人ばかりなの?


日本国憲法の平等とは?




以上補足でした。