道路特定財源が一般財源化されることがほぼ決定してしまいました。

これは、車やバイクを保有してる国民に対して非常に誠意の無いことだと感じられます。


そもそも道路特定財源とは、自動車税・自動車重量税・ガソリン税・軽油取引税など車やバイクに課せられた税金です。

自動車が安全に、快適に目的地まで走行できるように道路の増設、補修に使われる税金です。


もちろん、この安全に、快適に・・の中には歩行者との関係も含まれます。

歩行者が車道飛び出してきたら危険だということは誰にでも分かります。


歩行者が危険を冒して車道を渡ることなく道路を横断できるように、信号機・歩道橋・横断歩道の設置が必要です。




少し前に法律で決まったことがあります。

それは、自転車は歩道を走ってはいけないということです。


では自転車はどこを走ればいいのかと言うと、車道を走らなければならないと確定しました。

これにより、(高速道路を除く)車道を自動車、バイク、自転車の3種類の乗り物が走るようになりました。


車とバイクは今まで通りなので問題ないですね。

問題は自転車との共存です。


エンジンで動いている車とバイク・・・

人力で動く自転車・・・


スピード差があり過ぎますね。

後ろからスピード差のある車とバイクが通過していくのはかなり怖いことです。


逆に車はバイクで自転車の横を走り抜けるのも怖いものです。

お年寄りや小さな子供の運転してる自転車はフラフラしているし、バランスを崩して大きく車道側へ出てくることもあります、突然倒れることだってあります。


対向車とすれ違いの難しい細い道路なら、対向車が途切れるまで目の前にいる自転車を避けることさえできないでしょう。

その間、車の運転手はイライラしながら対向車が途切れるのを待っています。

さらに交通量によっては、その後ろに渋滞ができてしまうでしょう。



自転車と歩行者の接触事故が多発したために、自転車が車道へ追いやられた訳ですが、これからは自転車と自動車の接触事故が多くなりそうで怖いです。

しかも、自転車と自動車との接触事故の場合、自転車と歩行者との接触事故よりも被害が大きくなることは容易に想像できます。




日本の道路が今の形で完成していると思っている人は少ないと思います。


1日に1台しか利用者のいない高速道路や橋など無駄な道路は作るのに、慢性的な渋滞が発生している道路を改善したり、歩道のない道路に歩道を作ったり、踏み切りを高架式の道路に改修したり、必要なことがまだまだあるのに・・・

道路特定財源を一般財源化して、さらに地方自治体に使用目的自由な補助金としてくばったりすることが、納得いきません。


今後、自動車に関係する税金が1/10とか1/5とかに減税されないようであれば、不公平だと思います。

それでなくともガソリン税と軽油取引税に消費税が課税されているし、とっくの昔に期限の切れた暫定税率を復活させるし、自動車税と自動車重量税という違う名称で税金の二重取りしてるし・・・



自動車やバイクが贅沢品?


東京都内では電車やバス、タクシー、電気自動車、シェアカーなど移動手段が多様化してますが、地方の都市部から少しでも離れてしまうと自動車は生活必需品です。


不公平だからといって自動車を所有しないわけにはいかな現実があります。

買い物、通勤、通学、通勤通学の送迎、通院などなど・・



ぐだくだと長くなってしまったので、この辺で終わりにしときます。


あ、そーそーHPのほうへも遊びにきてください。

自動車とバイクの基本構造とか、バッテリーのこととかタイヤのこととか・・・

http://www.1techicon.com


あ、あと法人様にしかサービスしてないんですが、オイル交換の出張とか・・・

http://www.1techicon-motoroil.com