―――――――『初心者からわかる車とバイクのメンテナンス』―――――――
カー・メンテ・アドバイザーの「てちこん！」です。
自動車のことバイクのこと、そして、自動車業界のこと・・・知らないことや不明瞭なことが
たくさんあると思いませんか？
日頃のメンテナンスに役立つ情報やメカ情報についてや、
自動車業界ネタ、自動車を取り巻く社会問題もちょこっと入れたりして、
自動車やバイクを取り巻く環境を解りやすく解説していきながら
皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
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■どもです。
iPod nano・・・絶好調です♪
さて、今日は少し重いお話です。
それは・・・「飲酒運転」です。
1、2年前位に飲酒運転の基準値が変わったのは知ってますよね？
今まではセーフだった血液中の残留アルコール値がアウトになりました。
それに伴って罰金も引き上げられました。
30万円以下の罰金になりましたね。
そのおかげでしばらくの間は飲酒運転する人が減りましたが、
「喉もと過ぎれば熱さ忘れる」
見たいな感じでじわじわと飲酒運転する不届き物が増殖しましたね？
そこで道路運送車両法の改正で2001/12月から「危険運転致死傷罪」の適用が
認められることに成りました。
この「危険運転致死傷罪」は最高で20年の懲役が科せられます。
これにより、またまたしばらくの間飲酒運転する人が減りましたが・・・
なんと！
ここ最近飲酒運転による原因によると思われる死亡事故が増えています。
なぜ？
どうしてそうなるのか？
実態は「ひき逃げ」でした。
つまり・・・
人を車やバイクで撥ねておいて、飲酒運転の発覚を恐れ、重症の人をその場に
放置して一旦家に帰ります。
アルコールが抜けた頃にひき逃げとして警察に出頭すれば、危険運転致死傷罪の
適用から逃げられてしまうからです。
事故を起こして直ぐに救急車を呼んでいれば助かったかも知れない「命」よりも、
自分の身勝手で起こした事故により処罰される自分の身の安全を優先したのです。
危険運転致死傷罪では最高で懲役20年の刑ですが、ひき逃げの場合は・・・
業務上過失致死+ひき逃げの両方が適用されても最高で懲役7年6ヶ月で済むからです。
余りにも身勝手すぎます。
人の生命よりも大切なものはないのに・・・。
一向に減らない飲酒運転・・・
それに伴い増え続ける飲酒事故。
増え続ける無念の被害者・・・
その遺族。
その友人たち。
仇討ち(あだうち)を復活させては？
とまで過激な発想が浮かんできてしまうくらい憤り(いきどおり)を感じてしまいます。
このメルマガを読んでくれてる皆さんの中にはいないことは知っています。
もし自分の周りにそんな友人・知人がいたら・・・
止めてあげることが友情であり、親切・思いやりですよ。
。。。。。今日はここまでです。
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■編集後記みたいな・・・
ついこの間、テレビの特集か何かの番組で飲酒運転が原因と思われる事故で
息子さんを亡くしたお母さんや9歳くらいの娘さんを亡くしたお父さんが出てました。
未だに減っていないどころか増えているという現状が報道されていました。
犯人の19歳の少年は、危険運転致死傷罪による罰と自分の身の保身とを天秤にかけ、
自分の身の保身を選択しました。
その結果、事故に遭った人は亡くなりました。
直ぐに救急車を呼んで病院に運び込まれていれば助かったかも知れない。
助からなかったのかも知れない。
それを知る方法はもうありません。
これを機に考えてください。
もし、自分の家族や恋人、子供、友人・知人、会社の同僚が飲酒運転者による
事故で亡くなったら・・・。
ではでは。
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■質問やこんなことがあった。あんなことがあったなどの投稿もお待ち
してます。
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